オープンソース・ビジネスを推進するオープンソース・ジャパン株式会社（代表取締役：角田好志、本社：東京都千代田区、以下、OSJ）は、マウンテンビューデータ社(代表取締役：クリフ・ミラー、本社：東京都世田谷区、以下、マウンテンビュー社)が開発したLinux向けシステムバックアップ/プロビジョニングツール「PowerCockpit」の販売を本日より開始し、同時にOSJが販売した同製品のサポートも実施いたします。また、それに加えて企業向けLinuxとして多くの実績を誇るLinuxディストリビューション互換のCentOS上での稼働についてOSJでのサポートを提供いたします。

　PowerCockpitは、Linuxサーバーのシステムバックアップやデプロイメントを含めたプロビジョニング機能を提供しており以下のような特徴を持っています。

1. システムを停止させることなくオンラインで稼動状態のOSイメージを取得することが可能です。 また取得したシステムイメージはリポジトリ管理され、種類別、世代別に管理することができます。
2. スマートイメージテクノロジーにより一つのバックアップイメージから異なるハードウェア構成のマシンへのリストアができます。また、リストア先のディスク容量が違っていても、GUI上でディスクレイアウトの編集やファイルシステムの作成が可能です。
3. 取得したイメージをもとにマルチキャスト機能により1台から数百台単位のサーバへシステムイメージの 一括導入（デプロイメント）が可能です。
4. VmwareやXenなどの仮想サーバへ積極的に対応しているため、物理サーバから仮想サーバへのシステムの移行（P2V）に活用できます。
5. GUI管理画面から、各ノードに対して、同時にコマンドの実行が可能。アップデートやパッチの転送から導入までを自動化することも可能です。

　今回、OSJでの販売開始にあたり、CentOS上での利用もサポート致します。CentOSは、企業向けとして多くの実績を誇るLinuxディストリビューション互換で、そのノウハウを活かしながら、運用コストを劇的に下げることができます。

OSJより販売する製品は、以下の通りです。

1. PowerCockpit 2.2 スタンダード ベース（サーバ及び8ノード）
   ・管理サーバライセンス、8ノードライセンス、年間プロダクトサービス
   定価 39万円
2. PowerCockpit 2.2 スタンダード 追加ノード8
   ・追加ノードライセンス、年間プロダクトサービス
   定価 19万円
3. PowerCockpit 2.2 スタンダード 追加ノード32
   ・追加ノードライセンス、年間プロダクトサービス
   定価 68万円
4. PowerCockpit 2.2 スタンダード 追加ノード64
   ・追加ノードライセンス、年間プロダクトサービス
   定価 120万円
5. PowerCockpit 2.2 スタンダード 追加ノード128
   ・追加ノードライセンス、年間プロダクトサービス
   定価 208万円

　OSJでは、楽天市場内に開設しているオープンソース総合販売サイト「OSJオンライン」(http://www.rakuten.co.jp/osj-online/)を始め、各種 流通ルートより出荷します。