サイト編集機能にZope/Ploneを活用、公開サイトは静的なHTML出力により
セキュリティ強化とリソースの最適化を実現。フル・オープンソースで構築
オープンソース・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:角田好志、以下OSJ)と山形県のSI企業である株式会社管理システム(本社:山形県酒田市、代表取締役:今野修)は、OSJの技術支援のもと管理システムが国土交通省東北地方整備局釜房ダム管理所のWebサイトをフル・オープンソースで構築したことを発表します。
ホームページのリニューアルは、地域におけるダムへの理解の促進を目的としており、リアルタイムでのダムの水位、雨量、放流量や画像情報の提供や、子ども向けページの新設、フォトギャラリー、タイムリーに情報を伝えるブログ等も新設しています。
サイトのリニューアルにあたっては入札が実施され、インフラも含めてオープンソースの積極活用を提案した管理システムの提案が採用されました。核となるCMSには、スクリプト言語Pythonで開発されたフレームワークのZopeとZope上で稼動するCMSであるPloneが採用されています。Zope/Ploneを利用することで、カスタマイズを最小限に抑え、短期間でのCMS構築を実現しています。
Zopeは米国国防総省やEU(欧州連合)各国の公共組織などでの利用実績が多く、その高度で柔軟なワークフロー処理機能が評価されています。
構築にあたっては、山形県の地場ベンチャー企業で同じくZope/Ploneによる山形県庁のWebサイト構築実績を持つ管理システムが、大型放射光施設「SPring-8」のWebサイトをZope/Ploneで構築した実績を持つOSJの技術支援のもと実施しました。
OSJと管理システムでは、今回の実績をもとに公共団体などのポータルサイト構築事業を推進し、今後1年間で5件のシステム構築を目指します。
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※文中の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
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