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オープンソースを活用したファイル共有アプライアンスを発表
2007年07月26日
暗号化して安全にファイルを送受信、インターネット越しの共有も可能

弊社発表時、プリインストールOSのバージョン番号が誤っておりました。このため報道内容とバージョン番号が異なっておりますが、現在のバージョン番号が正規のものとなっております。お詫びして訂正いたします。

オープンソース・ジャパン株式会社(代表取締役:角田 好志、本社:東京都千代田区、以下、OSJ)は、コンピュータ・ハイテック株式会社(代表取締役社長:田口 和利、本社:東京都台東区、以下CHT)のファイル共有・転送ソリューション「TeamFile」を組み込んだアプライアンス製品「TeamFileアプライアンス・スタートキット」を発表、本日より販売を開始します。

ブロードバンド環境の一般化に伴って、インターネット上のファイル送受信も日常的に行われるようになっています。主な転送手段としてメールへの添付やインターネット上でのファイル転送サービスが挙げられますが、送受信可能なファイルサイズの上限やセキュリティといった課題が残ります。
 TeamFileアプライアンス・スタートキットを利用すると、簡単にインターネット越しのファイル送受信環境を構築することができます。また通信は暗号化されるため、安全です。

TeamFileアプライアンス・スタートキットのコアとなるソフトウェア「TeamFile」は、オープンソースのファイル共有技術であるWebDavをベースにCHTで開発されました。オープンな規格に沿ったプロトコルを利用しているため、汎用性と互換性が最大の特徴です。

「TeamFileアプライアンス・スタートキット」の概要は下記の通りです。

TeamFileアプライアンス
 製品構成
  * ハードウェア:NEC Express5800/110Gd
    主なスペック
     CPU          Celeron D
     メモリ        1GB
     HDD          250GB×2(オンボードミラーリング構成)
     ネットワーク  1000BASE-TLANコネクタ
     サポート   NEC社製サーバー標準保守
  * OS     :CentOS 4 <注1>
  * ソフトウェア:TeamFile
          (最大20アカウント<注2>、メールでのサポート)
                  
 価格 700,000円 (初年度年間保守料込)
    <9月末までは販売記念価格の350,000円でご提供いたします>


 主な特徴は下記の通りです。
  1. 暗号化してファイルを送受信できます<注3>。
  2. Windows, Mac, Linuxなど様々なOSでファイルの送受信ができます。
  3. 転送するファイルの大きさに制限がありません。
  4. ユーザー、グループ、アクセス権限などの設定をGUIで管理できます。
  5. アップロード、ダウンロード、コピー、削除が行われた際に自動的に お知らせメールを送ることができます。
  6. アプライアンス製品のため、導入が容易です。

販売は、OSJによる直販・間接販売に加えて、楽天市場上のOSJオンライン (http://www.rakuten.co.jp/osj-online/)でも本日より開始します。

注1 CentOSは、エンタープライズ向けLinux OS互換のLinuxディストリ   ビューションです。
注2 追加アカウントは、別パッケージとしてご用意しています。
注3 ディスク上のデータは暗号化されませんが、サードパーティーの   ディスク暗号化製品と組み合わせることが可能です。

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