オープンソース・ジャパン株式会社(代表取締役:角田 好志、本社:東京都千代田区、以下、OSJ)は、2006年6月に発表したインターネット上のWebサーバのレスポンス時間測定を最大3000サイト、最短10秒間隔で実施できるインターネット・インフラの測定ソリューション「インターネット・トラフィック・インフォメーション・サービス」(以下、ITIS)のSolaris 10対応を発表、本日より販売を開始します。
ITISは、WebサーバにApache、DBにMySQL、開発言語にPHP、グラフィック描画ライブラリのGDなど、複数のオープンソースを利用して開発しています。また、スレッド技術の採用により、数秒間に数千サイトを測定(パフォーマンスはシステムのリソースに依存)することも可能です。
当初、OSとしてLinuxを想定して提供していましたが、今回、サン・マイクロシステムズ株式会社の実施した「Solaris 10 Moves Ahead プログラム」に参加し、Solaris10へのポーティング作業を実施しました。
「ITIS」は、最大3000箇所の任意のWebサーバに対し、接続要求を出しその応答時間までを最短10秒間隔で継時的に測定できるソリューションです。同時に複数サイトを測定することで、任意のサイトの相対的な応答時間の把握が可能です。また、継時的なデータ取得により時間帯ごとの応答時間の変化も把握できます。
また、測定結果を自動的にグラフ化しレポートする機能により、要件に応じて秒・分・時・日・月単位での変化や、緯度経度情報を利用して地図上へのプロットも可能です。
■動作環境:
- 対応OS:Solaris 10、Linux(Red Hat Enterprise Linux、CentOSなど)
- Webサーバ:Apache 2.0.x
- データベース:MySQL 5.x
- PHP:5.2.x
- 価格:100万円(サーバ1台あたり)
- オプション:導入・設定支援、測定サービス
販売は、OSJによる直販・間接販売に加えて、楽天市場上のOSJオンライン
(http://www.rakuten.co.jp/osj-online/)でも本日より開始します。
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※文中の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
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