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OSJのアーキテクチャ「IOSSA」と、Java言語の半額の開発費でWebシステム構築を受託する「Smart LAMPプログラム」を発表
2004年12月15日

オープンソースを活用したシステム提案を実践するオープンソース・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:角田好志、以下OSJ)は、情報システムの構築にあたってオープンソース活用のメリットを最大にするOSJ独自のアーキテクチャである「IOSSA(イオッサ、Integrated Open Source Systems Architecture)」を発表しました。
同時に「IOSSA」の活用により大幅な開発効率の向上を実現することで、Javaを開発言語とするWebシステムの半分の開発費でLAMP(注)技術によるWebシステム構築を受託する「Smart LAMP(スマート ランプ)プログラム」を発表、本日より営業活動を開始します。

「IOSSA」は、情報システム構築にあたって、OSにLinuxを利用するだけでなく、Webシステム、データベース、開発言語とシステムの全域にオープンソースを活用することで、開発効率の向上による情報化投資の削減、システムの透明性確保、ベンダ依存の排除を実現するアーキテクチャです。
具体的には、LAMP技術などOSJグループの各社が持つ技術を利用した情報システムの構築において、開発(画面設計・データベース設計・帳票処理・コーディング手法など)から運用を含めたスキームを標準化、アーキテクチャとして確立することで、劇的なコストの削減と開発期間の短縮を実現していきます。これまでに培ったシステム構築のノウハウをベースとしていますが、今後も継続的に新しい技術も統合し、アーキテクチャの強化・拡大を行います。

IOSSA
拡大イメージ

「Smart LAMPプログラム」は、Javaを開発言語とするWebシステムの半分の開発費でLAMP技術によるWebシステム構築を受託するものです。2004年11月30日に発表したCOBOL言語で構築されたシステムをPHP言語にコンバージョンするサービス「LAMP2」(ランプ・スクエア:Legacy Asset Migration Program with LAMP)に続くLAMP技術に向けた取り組みの第2弾です。今回発表した「IOSSA」を活用し、LAMP技術の大きな特長である開発効率をさらに強化することで実現可能としています。このプログラムを適用する条件の概要は下記のとおりです。(詳細は見積もりベース)

  • Javaを開発言語として開発済み、もしくは正規見積もりを取得したWebシステム
  • 半額の対象となるのは開発費のみで、見積書上の金額1億円以上
  • 提供期間は、2004年12月15日から2005年3月31日まで
OSJでは、「Smart LAMPプログラム」の開始後、1年間で10社の受注を目標としています。
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注:LAMP
欧米においては、Webシステムの構築で利用されるオープンソース技術の頭文字をとった「LAMP」(Linux Apache MySQL PHP)という言葉が広く普及している。
日本も、ようやくオープンソースのビジネス活用が本格化してきておりオープンソース技術の関心の中心は、これまでのLinuxやApacheの基盤技術から、MySQL(データベース)やPHP(スクリプト)など、ユーザ・アプリケーションに近い技術に移りつつある。

※ Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他における登録商標または商標です。
※その他、記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

■オープンソース・ジャパン株式会社について
ユーザ企業や自治体などの基幹系情報システムのコスト削減に焦点をあてLAMP技術を中心に、様々な分野のオープンソース技術を統合して、新たな情報システムの仕組みを構築していきます。また、3つの子会社(ゼンド・ジャパン株式会社、ゾープ・ジャパン株式会社、イーセキュリティ・ジャパン株式会社)とオープンソース・ジャパン・グループを構成、確実な技術支援体制に裏づけられたオープンソース、コンテンツ・マネジメント、セキュリティの各事業を推進しています。 詳細は、以下のURLをご参照ください。 http://www.opensource.co.jp/

今回の発表に関するお客様からのお問合せ先
オープンソース・ジャパン株式会社 営業
toiawase@opensource.co.jp
Tel.03-3284-7600
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