NEWS
OSJによる日本アプリケーション・サービス株式会社の子会社化を発表
2005年03月30日

オープンソースを活用したシステム提案を実践するオープンソース・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:角田好志、以下OSJ)は、1979年に設立され基幹系システムを中心に多くの業務アプリケーション開発実績を持つSI企業である日本アプリケーション・サービス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:太田晃二、以下NASK社)を3月31日付けで子会社化することを発表します。

今回の子会社化は、NASK社の親会社である株式会社ソフテック インターナショナル(本社:愛知県名古屋市千種区、代表取締役社長:山本哲士、以下SOFTEC社)とOSJ間で株式を相互に譲渡することにより実施します。

OSJは、オープンソースソフトウェア(OSS)を企業の基幹系情報システムのデータベースや開発言語にまで拡大することで、さらなる情報化投資削減の実現を提案しています。また、企業に加えて官庁や地方自治体におけるオープンソース採用を推進するための取り組みにも注力しています。

今回、NASK社を子会社化することにより、OSJで推進しているLAMPシステムの開発、特にレガシーマイグレーションサービスである「LAMPスクエア」の事業拡大に伴う開発体制を強化します。NASK社は、メインフレームを中心に多くの業務アプリケーション開発実績を持ち、複数の大手新聞社におけるシステム開発などの実績を持ちます。OSJのグループ企業となることで、特にメインフレームやオフコンといったレガシー環境からLAMP環境へのマイグレーション事業において大きなシナジーを生み出すことを狙います。
同時に、SOFTEC社との協業も推進します。同社は日本医師会が推進する医療現場IT化のための計画「ORCAプロジェクト」で開発されたOSSである「日医標準レセプトソフト」のサポート事業所として74件の導入実績を持つOSSを推進する企業でもあり、主に中京地域におけるSI事業を両者で協業しながら進めていきます。

尚、OSJの子会社化に伴うNASK社のオフィス移転などの予定はありません。OSJからは、取締役会長にOSJ代表取締役の角田好志、また監査役1名が就任の予定です。他に組織や人事異動はなく、これまでと同様の体制でNASK社は事業を継続していきます。

■ NASK社の概要

  • 社名 :日本アプリケーション・サービス株式会社
  • 代表取締役:太田晃二
  • 所在地 :東京都千代田区内神田2-14-10
  • 設立 :1979年7月14日
  • 資本金 :1億円
  • 株主 :オープンソース・ジャパン株式会社(100%)
  • 従業員数 :40名(2005年3月末現在)
  • Web :http://www.nask.co.jp/

###

※Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他における登録商標または商標です。
※その他、記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

■オープンソース・ジャパン株式会社について
ユーザ企業や自治体などの基幹系情報システムのコスト削減に焦点をあてLAMP技術を中心に、様々な分野のオープンソース技術を統合して、新たな情報システムの仕組みを構築していきます。また4つの子会社(ゼンド・ジャパン株式会社、ゾープ・ジャパン株式会社、イーセキュリティ・ジャパン株式会社、日本アプリケーション・サービス株式会社)とオープンソース・ジャパン・グループを構成、確実な技術支援体制に裏づけられたオープンソース、コンテンツ・マネジメント、セキュリティ、業務系アプリケーション構築の各事業を推進しています。 詳細は、以下のURLをご参照ください。
http://www.opensource.co.jp/

millon