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ユーザ主導によるIT活用・調達を支援するRFP & OSS研究所のRFP（提案依頼書）作成支援サービス・メニューを発表
2005年04月15日

オープンソースを活用したシステム提案を実践するオープンソース・ジャパン株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：角田好志、以下OSJ）は、情報システム構築においてベンダへの依頼が中心となっているRFP作成をユーザ側で実施し、本来のIT活用、調達を実現する仕組み作りを支援する「RFP作成支援サービス・メニュー」を発表、本日より提供を開始します。

OSJでは、企業・自治体においてユーザ主導のIT活用・調達、及びオープンソースソフトウェア（OSS）の有効活用を促進すための組織として「RFP & OSS研究所」を2005年1月に発足しました。今回、RFP作成支援に関するサービスの一部をメニュー化することで、価格とサービス内容を明確化し、ユーザが導入しやすい形態で提供します。

本来、情報システムは、組織における業務を改善するための一つの方策として位置付けられます。このため、現在の業務の内容の把握と課題の認識、改善目標を設定した上で新たな業務プロセスを立案し、その実現を支援する存在として初めて、情報システムの活用を検討するフェーズとなります。

しかし、現在の業務内容を把握する段階からベンダに委託することで、情報システム構築の要となる要件定義の段階からベンダ主導となり、ベンダのソリューションやパッケージを前提としたものになることが見受けられます。さらにユーザとベンダ間の理解のずれから手戻りが発生することで、追加費用の発生や稼動時期の遅れ、ユーザにとって使いにくいシステムとなる、といった問題が発生しがちです。

RFP & OSS研究所では、要件定義のプロセスをシステム開発のプロセスから分離、対象業務の当事者であるユーザが厳密な発注書となるレベルのRFPを作成することを支援します。このRFP作成を通し、ユーザ主導の情報システム導入とすることで、業務改革のためのIT活用・調達を実現します。

RFP & OSS研究所では、所長の木ノ下 勝郎の開発した「ライブスペック RFP（LS-RFP）手法」を提唱します。ベンダへの委託作業量の削減と開発時の手戻りをなくすことで、追加の開発コスト、開発期間延長による機会損失をなくし、情報化投資を削減します。
「LS-RFP手法」は、下記のような特長を持ちます。

  1. ユーザ自身でRFPを作成
    ベンダや情報システム部門の担当者ではなく、対象業務の担当者自身がプロセスの見直しを行いながらRFPを作成することを支援し、ユーザ主導のIT活用・調達を実現
  2. 業務シミュレータの利用
    RFPをベースに実際に稼動をすぐに確認できる「業務シミュレータ」を利用、要件定義に沿った情報システム上での動きを実際に目で確認することで、手戻りによる追加費用発生や開発期間の延長を防止
今回発表する「RFP作成支援サービス・メニュー」は、下記のとおりです。
  • RFPセミナー
    - マネージメント層、業務担当者、情報システム担当者を対象に現在のIT活 用・調達の問題点とユーザ主導でRFP作成を行うことの重要性に対する理解 を深めることを目的としたセミナ
    - オンサイトで半日の講習
    - 価格：10万円
  • RFP作成トレーニング
    - 業務担当者を対象にRFP作成のためのトレーニングを実施
    - オンサイトで計20時間の講習・実習
    - 価格：50万円（10名まで）
  • RFP作成支援コンサルティング
    - ユーザ主導によるIT活用・調達を実現するRFP作成までを支援するコンサルティングサービス
    - 8回のオンサイトでのミーティングと電子メールによるコミュニケーション
    - 価格：一対象業務あたり100万円
  • 業務シミュレータ提供サービス
    - RFPの内容確認のために利用する業務シミュレータを提供します。
    - 業務シミュレータは、対象システムにあわせて選定します。
    - 価格：別途、個別見積もり
  • システム要件・プロジェクト要件 作成支援サービス
    - ユーザの作成したRFPに沿ってシステム要件とプロジェクト要件定義の作成を支援するサービスです。情報システム部門による作成が困難な場合、作成を代行するサービスも提供します。
    - 8回のオンサイトでのミーティングと電子メールによるコミュニケーション
    - 作成支援サービス価格：一対象業務あたり100万円（代行は別途見積もり）
尚、RFP & OSS研究所 所長の木ノ下 勝郎によるLS-RFP手法の解説書籍 「業務設計・RFP・要件定義の“天動説” ユーザーの主体性発揮を！」 （同友館より2005年3月発刊）をテキストとした、RFP入門のセミナーを開催します。
■ RFP入門セミナー
  • 日時：2005年4月26日（火）15：00-17：00（受付開始 14:30）
  • 場所：東京21cクラブ （千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング7F）
  • 参加費：5,000円（消費税込み）
    （テキストとして「業務設計・RFP・要件定義の“天動説”」1冊含む）
  • 定員：30名

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    ※Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他における登録商標または商標です。
    ※その他、記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

    ■オープンソース・ジャパン株式会社について
    ユーザ企業や自治体などの基幹系情報システムのコスト削減に焦点をあてLAMP技術を中心に、様々な分野のオープンソース技術を統合して、新たな情報システムの仕組みを構築していきます。また4つの子会社（ゼンド・ジャパン株式会社、ゾープ・ジャパン株式会社、イーセキュリティ・ジャパン株式会社、日本アプリケーション・サービス株式会社）とオープンソース・ジャパン・グループを構成、確実な技術支援体制に裏づけられたオープンソース、コンテンツ・マネジメント、セキュリティ、業務系アプリケーション構築の各事業を推進しています。 詳細は、以下のURLをご参照ください。
    http://www.opensource.co.jp/

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