ソリューション
Webサイトレスポンス(応答時間)測定サービス「IOS SC」~OSSを活用したASPサービス
オープンソース・ソリューション

IOS SCの概要

貴社Webサービスの顧客への提供品質(応答時間)の測定サービスです。
一定のシナリオ(想定される一般的なユーザのアクセス)を定期的に自動実行し、画面の表示に必要とされた時間を測定し、その記録と基準値以下の場合はアラートのメールを送信できるサービスです。また、測定結果のレポート機能も提供します。

レポート画面のイメージは、下記URLのデモサイトでご覧いただけます。
http://i-will-opensource.jp/sc-demo/
現在、提供している機能は下記のとおりです。
  • レスポンス時間の測定
    SSLやAjaxを含むサイトへのログイン、検索、フォームデータの送信など一般的な操作のエミューレーション(シナリオの実行)と各ページのロードにかかったレスポンス時間の記録
  • アラートメール
    あらかじめ設定した時間(閾値)を越えた場合のアラートメールの送信 閾値は、シナリオを構成する各ページのロード時間で、各ページごとに設定可能。ロードの完了も個別定義可能
  • レポート機能
    シナリオ単位のトータル時間、グラフ表示、履歴表示機能(フィル多機能あり) サイト、または機能単位などグルーピングして、複数シナリオを管理可能
SC = Selenium Compound(セレニウム化合物)の略。OSSのテストツールSeleniumに他のOSSを統合して開発したソリューションであることから命名。


画面イメージ

トップの画面イメージ
ダッシュボード画面イメージ
履歴画面イメージ


  • リアルなユーザ操作で測定
    • Firefoxを利用し、ユーザと同じ実際のブラウザで表示にかかった時間を測定可能です。
    • 単純なページの表示ではなく、ユーザ操作(キーワードの入力など)、現実的なシナリオを設定し、測定可能です。
    • 利用例(ECサイト) ログイン – 商品検索 – カート追加 – カートからの削除 –チェックアウトの表示など
  • サイトの障害をユーザへの応答時間レベルから検知
    • ページ単位の設定やシナリオ全体など、細かな閾値の設定が可能です。
    • アラートメールは、HTMLメールで送信し、即座に問題のあったページの特定が可能です。
  • グラフと表で状況を把握できるレポート機能
    • 成功と失敗の比率やシナリオごとの表示時間の推移をグラフで確認可能。
    • 詳細な表示時間は、一覧表から容易に確認できます。
    • 単一のシナリオ、または複数のシナリオをグループ化して、管理できます。
  • オープンソース活用によるコスト削減
    • Linux上でオープンソースのブラウザであるFirefoxやテストツールのSeleniumを活用し、費用対効果の高いASPサービスとしています。


導入と費用・スケジュールについて

  • 導入フロー
    • 導入にあたっては、対象サイト、測定間隔、操作内容をヒアリングさせていただきます。
    • シナリオ作成にあたっては、測定用のダミーアカウントや画面遷移のフローを提示いただき、弊社側で設定作業を行います。
  • 費用・スケジュール
    • シナリオの複雑さ、測定間隔により個別に見積らせていただきます。
    • 1シナリオ(5画面以内)の測定の場合の参考価格は下記のとおりです。
      • 初期費用:50万円
      • 月額費用:10万円
    • ヒアリングから運用開始まで導入の目安は1ヶ月です。


制限事項

サイトの仕様、ご要望により下記の制限事項のある可能性があります。
  事前に確認のうえで回避策を含めてご提案させていただきます。

  • Linux上のFirefoxを利用しますので、これに対応したシナリオの内容となります。
  • Ajaxでは一部制限のある可能性があります。
  • Flashの表示は可能ですが、Flashアプリの操作はできません。
  • 他のドメインへの遷移が、セキュリティ上の制限からできない場合があります。

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