オブジェクトはそれぞれ独自のイベントと、メソッドを持っています。
イベントはユーザがオブジェクトに対して操作を行ったときや、オブジェクトに対して何らかの操作が行われた場合に発生されます。
メソッドはオブジェクトに対する命令であり、イベントを起因にしてメソッドを実行することができます。
以下はひとつのテキストフィールドの文字列が変更されたときに、別のテキストフィールドの文字列を変更するようなXML定義ファイルの例と出力される画面イメージです。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<object id="sample">
<textInput id="ti1" x="5" y="10" height="20" width="200" >
<onChanged> <!-- イベント -->
<object id="ti2">
<set text="chenged"/> <!-- メソッド -->
</object>
</onChanged>
</textInput>
<textInput id="ti2" x="5" y="40" height="20" width="200" />
</object>
例では、定義したオブジェクトの要素内にイベントを記述し、さらにそのイベント要素内に実行したい処理を記述しています。
<onChanged>イベントが発生したときにidが"ti2"であるオブジェクトのtext属性の値を"changed"に設定しています。
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